発足以前の掲載情報
(2011年4月25日掲載)
「2012年金環日食日本委員会」は2011年4月22日に発足しました。
5月21日開催の「第1回 金環日食シンポジウム」にて活動方針を詳しくご説明いたします。また、このウェブサイトでも関連情報を順次お知らせしていきます。
(2011年3月13日掲載)
この度の東北地方太平洋沖地震で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
被災された方々の、ご健康と一日も早い復旧をお祈り致します。
3月21日に国立天文台にて開催を予定しておりました「2012年金環日食日本委員会キックオフミーティング」を中止します。
5月21日には「第1回 金環日食シンポジウム」を開催する予定です。キックオフミーティングとして準備を進めてきた内容と統合して開催することを検討いたします。
「2012年金環日食日本委員会」準備会
代表 大西浩次
2012年の金環日食へ向けた活動について
2012年5月21日(月)の朝に、日本国内では25年ぶり(※1)の金環日食が起こります。九州南部・四国の大部分・本州の紀伊半島から関東付近にかけての地域などが金環日食帯になります。金環日食帯には日本の人口の約7割の方々が住み、非常に多くの方が居ながらにしてこの珍しい天文現象に遭遇できます。また、金環日食帯の外でも、日本国内全域で食分の深い部分日食を見ることができます。
金環日食の当日は多くの人がこの現象に注目して空を見上げることになると思われますが、金環日食の素晴らしさを安全に楽しむためには、正しい予備知識を持って眺めることが重要です。
そのため、天文学の研究・教育・普及に関係している国内の諸団体の協力体制のもと、この金環日食に関する正しい情報を広めるための活動を行う「2012年金環日食日本委員会(※2)」の設立を準備中です。
※1:日本では1987年9月23日に沖縄県でのみ見られました。本州で見えた金環日食に限ると、前回は1883年10月31日で129年ぶりとなります。※2:「2012年金環日食日本委員会」は、日本の天文研究・教育・普及・アマチュア活動が一体となって天文と科学の理解を日本の社会に広げるための合同組織「日本天文協議会」(会長:前国立天文台長 海部宣男)のワーキンググループという位置付けで設立し活動を行う予定です。
「日本天文協議会」は下記の8団体から構成されます。(2011年4月現在)
社団法人 日本天文学会、自然科学研究機構 国立天文台、宇宙航空研究開発機構、
天文教育普及研究会、日本プラネタリウム協議会、日本公開天文台協会、
日本天文愛好者連絡会、星空を守る会
「2012年金環日食日本委員会」準備会 代表 大西浩次
準備会メンバー(発足前)
縣 秀彦、大川拓也、大越 治、大西浩次(代表)、佐藤幹哉、塩田和生、森 友和